2018年5月

2016/7/20(水)、NHKクローズアップ現代で糖質制限食が特集されました。まずは、糖質制限食が空前のブームとのことでした。

番組出演の群馬大学名誉教授の栄養学者の高橋久仁子さんが 、「ダイエットブームは、たいていせいぜい1~2ヶ月、長くても半年で終わりますが、糖質制限食だけは年単位で続いているのが不気味です。」と述べておられたのがとても印象的でした。

この意見に対する私の回答は、不気味でも何でもなく、糖質制限食はブームではなく真実そのものであるということです。実践すればすぐに効果がわかります。

さらに、糖質制限食は生理学的事実に基づく基礎理論と、ランダム化比較試験(RCT)やコホート研究など信頼度の高い複数のエビデンスにより裏付けられた科学的な食事療法なのです。

糖質制限食の効果については、例えば2015年12月のランセットに掲載された論文で『低脂肪食よりも糖質制限食の方が減量効果は高い。』と報告され、2008年7月のニューイングランドジャーナルに掲載された、「ダイレクト試験」では、脂肪制限食に比較して、減量効果とHbA1c改善効果が証明されています。

これらはいずれもエビデンスレベル1であり、4段階の最高レベルです。さらに、糖質制限食で糖尿病が改善した方々は、2018年4月現在、高雄病院入院患者さんだけでも約1300名以上おられます。

このように糖質制限食の有効性については、確固たるエビデンスが存在しています。ときに、動物実験の結果や一個人の体験談などをもとに糖質制限批判をする人がいますが、これらはいずれもヒトのエビデンスとはなりません。


バックナンバー

戻る